モルタル壁面やタイル壁面が躯体コンクリートから浮いている場合は、エポキシ樹脂注入とステンレス製アンカーピンを併用し、剥落を防止します。
モルタル面
タイル面
浮き部の確認・マーキング
注入孔穴あけ
清掃
エポキシ樹脂注入
ピンの挿入
養生
仕上げ
16本/㎡
浮き部全面にエポキシ樹脂を注入する全面注入工法もあります。
注入口付開脚式アンカーピンを使用し、コンクリート躯体と浮いたモルタルやタイル仕上げ層を機械的に固定し、さらにエポキシ樹脂を注入し、剥落を防止します。
浮き部の確認・マーキング
CPアンカーピンEの長さの選定
穴あけ
清掃
ピンの挿入、打ち込み、開脚
エポキシ樹脂注入
養生
仕上げ
9本/㎡
仕上げ層の厚みにより使用するピンの長さを決定します。
(仕上げ層の厚み+20mm以上の長さのピンを選定します。)
CPアンカーピンE650 l=50mm
CPアンカーピンE670 l=70mm
CPアンカーピンE610 l=100mm
CPアンカーピンE550 l=50mm
CPアンカーピンE570 l=70mm
浮き部全面にエポキシ樹脂を注入する全面注入工法もあります。
タイルのみが浮いている場合などに、外壁タイル用接着材を使用し、タイルを張り替えます。
タイル除去
下地処理
接着剤塗布
タイル張付け
養生
目地セメント仕上げ
特殊ネット、炭素繊維配合のポリマーセメントモルタルにて強固な剥落防止層を開脚式アンカーピンにて下地に固着させ、モルタル層やタイルの剥落を防止します。
下地表面処理
プライマー塗布
中塗り(1回目)
VMネット張付け
アンカーピン固着
中塗り(2回目)
(上塗り)※
養生
※より平滑な下地が要求される場合には、必要に応じて上塗り行程を施工してください。